和辻整骨院のブログ

2016年7月13日 水曜日

エコー観察症例報告 「疲労骨折」

こんにちは。陸上競技の選手多く来られる当院では、シンスプリント(脛骨内側部痛症候群)や疲労骨折の疑いのある方が来られます。
疲労骨折、その一歩手前という選手は理学所見で大体検討はつきますが、日本整形外科学会のガイドラインに記載が無く未だよくわかっていないシンスプリントとの鑑別は、超音波観察装置(エコー)でみると医師への対診や判断もスムーズです。長距離選手2名の画像を見ていただきます。


一例目ですが、高校1年女子、左脛骨内側中央部辺りが痛くゆっくりのジョグも痛いという訴えの方です。エコー観察をしてみたところこのような画像が得られました。
脛骨内側部にドプラー反応が著明で炎症が強く、血管が新生しているシグナルが出ており、医師に対診したところ1か所目の整形外科では疲労骨折と診断され、2か所の整形外科では疲労骨折の直前の状態であると診断されました。骨表面が曲線を描いている場所で、超音波が垂直にあたりにくく骨皮質の不整が判断しにくく、骨表面のドプラー反応が盛んであり、疲労骨折の好発部位である脛骨内側中央部だったので、医師の高診をお願いしました。



二例目は大腿骨疲労骨折後の回復期にある患者さんです。画面真ん中やや下側の白い線が大腿骨で、その上に半円形で薄く白く盛り上がってる所が患部です。仮骨形成が進んでることが画像から分かります。トレーニングを始めてよいか本人からの依頼で観察しました。
画像で見て異常があっても、機能上問題がないケースがあります。理学所見ありきで画像で確かめるスタンスでエコーは使用する様にしています。



 


投稿者 株式会社和辻コーポレーション

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